別府中学校 武道場
稽古日 稽古時間 対象
水曜日 19:00 ~ 19:50 年少部・一般部
20:00 ~ 21:00 一般部
土曜日 19:00 ~ 19:50 年少部・一般部
20:00 ~ 21:00 一般部


2014年08月20日

朱に交われば赤くなる

この時期になるといつも審査の話題になりますが、
審査が大切なのではなく、日々の稽古の方が何倍も大切です。

私は出来る子には少し目を掛けます。
出来ない子には教えます。
やる気も無い子には怒ります。

これを不公平だと思いますか? 私は思いません。
やる気のない子はどれだけやっても上手くはなっていません。
そして、そのような子は他の子供達にも悪い影響を与えます。
ベラベラと話す、やっているフリをする、など。

これでは出来る子の稽古になりません。
仮に出来る子、出来なくてもやる気のある子がたくさん居て、
やる気の無い子が少数であった場合、
次第に稽古の雰囲気は正されると考えます。

「ちゃんと持ってよ!」、「ちゃんと稽古しろよ!」

そんな子供の声が稽古の中で時折聞こえてくることがあります。
まだ望みはあるようです。

つまり、「朱に交われば赤くなる」ということ。
一面だけを捉えれば、差別しているようにも見えますが、
全員がやる気の無い子にならなくするためには、
区別することも必要です。

審査には、日々の稽古で頑張った分しか現れません。
私は審査の結果などよりも内容を重視します。
極端に言えば、
審査よりも日々の稽古態度を重視すると言っても良いです。

稽古性の中には、段位だけが欲しい人も居るのでしょう。
しかし、そんな人が持つ賞状など、たかが紙切れです。
何の価値もありません。

正しく流した汗の分だけは、必ず身に成ります。
現時点での最高ではなく、全力を見たいものです。
審査を終えて、息も上がっていないような人は、
私の中ではその時点で不合格です。  


Posted by 道場生 at 13:51Comments(0)