別府中学校 武道場
稽古日 稽古時間 対象
水曜日 19:00 ~ 19:50 年少部・一般部
20:00 ~ 21:00 一般部
土曜日 19:00 ~ 19:50 年少部・一般部
20:00 ~ 21:00 一般部


2013年07月11日

古流剣術 合気剣

ときどき木刀を振るのですが、どのように練習したらいいのか?
そんな疑問が湧きましたキョロキョロ
というのは、なんとなく剣道のように振ってはみるものの、
「合気道と剣道の振りは異なるはず」と思うからです。

御存知のように、戦後、開祖は茨城県岩間に隠棲されますが、
その時に合気道の体術、剣、杖を確立したと言われています。
稽古相手となったのが、
故・斉藤守弘先生であることはよく知られていますね。

開祖は、“常時仕え、泥だらけで田畑の仕事を手伝い、
肩もみをやった者でないと気を許さなかった”とか。
斉藤先生が武器を教えていても何も言わなかったそうですが、
他の者が武器を教えようとすると、
「誰の許しを得てやっている」と怒られたようですフンッ

開祖の死後、
斉藤先生は毎週日曜に合気会本部で武器を指導していましたが、
他の方から中傷されて指導を中止してしまいます。
これは合気道界の多大な損失だったと私的には感じています。

「合気道は剣の理合」というわりには、
剣を用いるのは有段者の審査のときくらいです。
合気道は過去に存在していたものをドンドン捨ててしまいました。
そこまでして、
子供から大人にまで親しまれなくてもいいですけど・・・ガーン

合気道の剣の構えは、足の踵が地面につきます。
前足のつま先はやや外に向き、後ろ足のつま先は横に近い外向き。
現代剣道の構えは、左右両方の足先を正面に向け、
つまさき立ちで踵は地面につけていません。

そういえば、
「合気道を深く知るために居合をやる」という話は聞きますが、
「合気道の上達のために剣道を習う」という話は聞きません。
(もちろん、剣道部出身の方は時々いらっしゃいます。)

何故?
ひょっとしたら、動きがあまりにも違いすぎるからなのでは?
元々は似たものであったバズですが、
競技化されるにつれ、剣道は変わらざるを得なかった。
そして試合をしない合気道は、
『古流剣術』の動きのまま変化しなかった。

早速、斉藤先生のDVDを見てみたいと思います。


Posted by 道場生 at 16:07│Comments(2)
この記事へのコメント
開祖の太刀対太刀など見ると入り身や体捌きがとても早く見えます。
齋藤守弘師範の力強さとはまた少し違う感じをうけます。
合気道における剣。
そこまで指導出来る先生は少ないと思います。
開祖の動きは剣を持っても合気道なのだと感じました。
Posted by わか at 2013年07月11日 21:08
柳生新陰流兵法修猷館の門を叩くことを薦めます。大東流師範や空手師範、合気道家の方々も、はるばる遠方から学びに来られています。ホームページありますから、合気道を極められるつもりなら検索してみてください。
Posted by 修猷館 at 2015年03月10日 00:36
 
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